〇 ● 〇 卒業 〇 ● 〇
【3月31日】
みなさん、ご無沙汰しています。
久しぶりの更新となりましたが、このブログが最後の中学ブログです。
最初の更新日は2019年の4月、今の高校1年生が入学した日でした。→★みんなのいるところ【入学式】
結局いつもマイペースな更新となってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
それでも読んでくださっていた皆さん、本当にありがとうございました!
今回は最後のブログということで、真面目に書こうと思います。
最後まで読んでいただければ嬉しいです。
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3月11日に、第36回の卒業証書授与式が行われました🌸
卒業した先輩やお世話になった先生、毎日支えてくれた保護者の方々に見守られて、晴れやかな式を挙行することができました。
胸を張って入場するみんなはとても立派で、入学当初からの成長を思うと感慨深いものがありました。
一人ずつ舞台に上がり、しっかりと卒業証書を受け取りました。
丈の短くなったズボン、これまで見たことのないような凛々しい表情、少し緊張したような歩き方。
みんなの成長をひしひしと感じました。
卒業生代表による「卒業生の言葉」では、中学3年間のできごとと、これから始まる新しい生活に思いをめぐらせました。
この「卒業生の言葉」は、クラス全員の名前が散りばめられたユニークなものでした。
原稿作成のために放課後に生徒たちが集まり、まずは30人全員の名前を書き出し、それぞれの名前をどうやって当てはめられるか試行錯誤していました。
何度も呼んだ仲間の名前と、共に過ごした日々の思い出が詰まった素敵な「卒業生の言葉」でしたね。
式典の最後に、中学校校歌を歌いました。
コロナ禍のため、これまで式典や体育祭でも一度も歌ったことがなかった校歌。前日まで音楽の先生と一生懸命練習して、この日は堂々と歌いました。
初めて聞いたみんなの歌声は、案外子どもっぽくて微笑ましかったです。
式典のあとに、3年間を振り返るムービーを観ました。
文化祭や合宿などの大きな行事だけでなく、何でもなかったはずの日常も、もう二度と戻ってはこないのだと思うと、ケラケラ笑いながら作ったムービーなのに、泣けました。
最後に家族へのムービーを流したあとに、これまでの感謝の気持ちを込めて、生徒から家族へ、お花と手紙を渡しました。
ここまで支えていただいた感謝の気持ちを伝える式に、と思って企画しましたが、なんとサプライズで生徒、そして保護者の皆さまからもお花とプレゼントをいただきました。
いつも私を友達のようにいじっていたみんなが、こんなことをしてくれるなんて、正直想像もしていませんでした。(嬉泣)
大きいライオンのぬいぐるみを持って退場した先生は、きっと私が初めてですね🦁
帰りにそれを持って電車に乗って、怪しい目で見られたことも、きっと良い思い出になるはずです。いや、なってください。
最後まで最高だよ、みんな。ありがとう!
そして保護者の皆さま、コロナの不安から始まった3年間、最後まで学校活動を支えてくださいました。たくさん支えていただいたことを思い出し、涙が出ました。本当にありがとうございました。
卒業生退場時には、高校の先輩と先生方が、手作りの大きな桜の木と桜吹雪で見送ってくれました。「さくら」の演奏とともに桜吹雪が舞う中、卒業生は華やかに退場しました✨
先生方が、前日の夜遅くまでホールで準備をしてくださいました。
生徒たちも私たち学年団も、最後まで多くの方々に支えてもらい、愛してもらいました。
と、ここまで書きながら、卒業式を思い出して半泣きです。
どこを切り取っても、本当に良い式でした。
卒業生を見送ってくださった皆さま、ありがとうございました。
2020年、コロナ禍で始まったカオスな毎日。それはもう数えきれない程たくさんのことがありましたが、振り返ってみれば、なんだかあっという間でした。
卒業記念の動画を作る際に、3年間で撮った大量の写真を見返す機会がありました。
どの写真を見ても、その瞬間のみんなの表情と声が鮮明に思い出されて、とてつもなく貴重で愛おしい時間だったのだと、改めて実感しました。
本当によく学び、よく遊びました!
改めて、36期生のみんな、卒業おめでとう🌸
みんなのこれからが、愛で溢れていますように。
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後日、中学校の閉校式が行われました。
長い歴史の中で、多くの生徒がこの早稲田摂陵中学校で学び、巣立っていきました。
私がここに来て生徒たちと過ごした時間はたったの6年でした。
生徒とのかかわり方や、たくさんの行事、長い間見てきた先生方が話す昔の中学校。その全てから、この中学校を大切に想う気持ちを受け継いだような気がしています。
全ての卒業生と、彼らとともに過ごした先生方に感謝の気持ちと敬意を込めて、最後のブログを書き終えます。
「みんなのいるところ」を最後まで読んでくださった皆さま、長い間、本当にありがとうございました。
皆さまのさらなるご多幸を心よりお祈り申しあげます。
いつかまた、ここでお会いできますように!