卒業生×CROSS TALK

早稲田大学に進学が決まったみなさんに、早稲田大阪での学生生活について振り返っていただきました。

  • 早稲田大学 国際教養学部進学
    東崎帆香さん
    箕面市立第四中学校出身
  • 早稲田大学 基幹理工学部進学
    久一優奈さん
    茨木市立西陵中学校出身
  • 早稲田大学 創造理工学部進学
    綱栞里さん
    茨木市立西中学校出身
  • 早稲田大学 商学部進学
    野瀬百葉さん
    箕面市立彩都の丘中学校出身
他の高校では体験できないようなことが多く、
貴重な体験だったと思います。
Question 1

今日は卒業を前に早稲田大学に進学する4名に集まってもらいました。まずは、みなさん早稲田大阪高校に入学したきっかけを教えてください。

東崎
私は家から近いということと、自分の性格上、公立高校より私立高校の方が合っていると思って選びました。勉強面でのサポートはありがたかったです。
野瀬
実は兄も同じ高校の出身なんです。兄は卒業して早稲田大学に進学したということもあり、私もその道を辿りたいと思いました。また、親の勧めもあって受験しました。
久一
私は公立高校が第一志望だったのですが、不合格になって併願先だった早稲田大阪高校に入学しました。
私も同じです(笑)茨木で私立高校を探していて、色々考えました。家からは一番遠かったのですが、一番自分に合っている高校だと思って受験しました。
Question 2

みなさん志望はさまざまだったのですね。早稲田大学に進学しようと思った理由や、学部を決めた理由はなんですか。

野瀬
私はもともと早稲田大学を志望していて早稲田コースに入学しました。1年の論文執筆の活動のときに、最近の音楽業界がどういったマーケティング手法をしているのかに関心があり、音楽業界の企業分析をしました。マーケティングへの関心が高くなって、商学部に進学しようと決めました。
小学校のときから図工が得意ということもあり、ずっとものづくりに興味がありました。またデザインにも興味があって、自分の関心がいつの間にか「ものづくり」から「家づくり」になっていったこともきっかけです。
久一
もともと理系に進もうと決めていました。高校2年まで、国公立大学か早稲田大学に進学するか迷っていました。周りの友達も早稲田大学志望の生徒も多く、自分も早稲田に向けて頑張ろうと思いました。
東崎
早稲田大学も最初は考えたこともありましたが、本格的には2年の秋ぐらいから国際系の学部を探し出して、調べていくうちに国際教養学部に惹かれてきました。
Question 3

3年間の高校生活を振り返って、いまどういう気持ちですか?

東崎
私は中学の先輩に誘われて、男子バスケットボール部のマネージャーをしていました。3年間マネージャーを務めたこことで、ふとしたことでも気づく力、「察知能力」が身についたと思います。勉強面では、1年生はあまり勉強しなくてもさほど成績は悪くありませんでした。2年から勉強量は相対的に増えていくので、危機感を持って勉強しました。中学校まで頑張り方が分からなかったのかもしれません。思うように英語力が伸びずに諦めかけたこともありますが、最終的にはTOEFL iBTのスコアも目標値を超えることができました。
野瀬
常に忙しい3年間でした。(笑)私は女子テニス部に所属していて、部活とテストを交互にこなしつつ、家では論文を書いたり常に忙しかったです。国際フォーラムで発表した時も、プレゼン資料の準備や英語でのパネル発表の準備など活動量が非常に多かったですが、充実していました。ゼミでは、コーヒーショップにリサーチや聞き込みに行ったりと、普通の高校では体験できないようなことが多く、貴重な体験だったと思います。
久一
私は3年間中学校から続けていたバスケットボール部に入りました。仲間と声を掛け合いながら一緒に3年間過ごせたことは大きかったです。部活をしていたので、高校2年から本格的に休み時間も勉強しはじめる習慣をつけました。勉強しない日をつくらなかったことも大きいと思います。
私も部活に力を入れてきた3年間だったと思います。陸上部に入っていたんですが、1年のときは部活一筋になって成績が下がったこともありました。順位を見た時に、これは本当にまずいと思って一気に勉強するようになりました。一度成績が落ちて、自分と向き合うことも大切かなと思いました(笑)
Question 4

高校時代で思い出深いエピソードはありますか?

東崎
文化祭でクラスが一気に仲間意識が高まったことは思い出です。自分のクラスでは教室でジェットコースターを制作したんですが、文系と理系が一緒のクラスだったのでジェットコースターの構造とか物理が得意な友達とアイデアを出し合ったり、文系の見方や理系の見方の違いなども気づきました。また、早稲田大学のICCアウトリーチプログラムの留学生と餅つきしたことなども国際教養学部で学びたいと思ったきっかけです。
野瀬
早稲田コースでは、先輩と後輩とがコミュニケーションをとりやすいような行事も多かったです。先輩の研究発表を見たり、縦のつながりで色んな話ができたりできるのも良かったですね。早稲田コースだけの行事も多くあったので進路を決めるきっかけにもなりました。
Question 5

―早稲田大学に進学した後や、将来のビジョンを教えてください。

東崎
自分の関心のある学問テーマは、幼少期の第2言語習得についてです。まずは、1年間留学してしっかりと英語を身につけて、将来は英語でサポートができる人になって社会で活躍できればいいなと思っています。
野瀬
自分は音楽が好きで、自分の持っているアイデアや関心を生かして、将来は音楽業界で働きたいと思っています。例えば、日本と韓国の文化の違いなども音楽業界に影響されています。文化を理解していくことも、新たなマーケティングにつながると考えています。
久一
まだ漠然と将来のことを考えているんですが、自分は数学が好きなので大学では数学を使ったデータ分析について深く学びたいと思っています。最終的には、データサイエンスの分野で活躍して社会に還元できる仕事に就ければいいなと思っています。
私は建築を専門にしたいと思っています。自分は凝り性ということもありますが、建築は、人の要望やこだわりを形にできる魅力的な学問だと思っています。1級建築士の資格をとって、社会に貢献できればいいなと思っています。

みなさんそれぞれ大きな目標を持っていますね。これからの活躍に期待しています。今日はありがとうございました。