大阪のWASEDAがここにあります。

校長写真
TORU MURAKAMI
早稲田大阪高等学校 校長

令和になってすぐに新型コロナウイルス感染症が世界に広がり、世の中のあり方が大きく変わりました。今までの当たり前がそうではなくなり、誰も経験したことのないことが起こり、答えのない課題に社会全体が挑まなくてはならない時代になりました。しかし、実は歴史を振り返るとこういうことは何度もありました。大きく世の中が変わろうとしているときに先人たちもまた、自らの経験が通じない中で時代を創ってきたのです。
いま、社会が大きく変わろうとしている中で必要なのは、「答えのない課題に挑む力」、すなわち「たくましい知性」「しなやかな感性」「ひびきあう理性」だと思います。早稲田大学の系属校である本校は、「自律」「責任」「質実」の校訓のもと、「たくましい知性」「しなやかな感性」「ひびきあう理性」を磨く「教育」をすることによって、「探究」する力を身につけ、社会へ「貢献」する人材、新しい時代を「創造」する人材を育てます。

校訓

校訓

社会の一員として、自らを律することができる人間であること。
自らの考えにもとづいた責任ある行動がとれる人間であること。
何事においても飾ることなく誠実に対応し、情操豊かで、
品格と教養のある人間であること。
それとともに早稲田大阪高等学校は、
生徒一人ひとりが個性と才能を発揮し、
充実した知力と体力を備えた人間になって欲しいと願っております。

教育方針

  • アドミッションポリシー《入学者受け入れ方針》

    地域社会・国際社会に貢献する人材の育成という本校の教育目標を理解し、本校での教育を通して
    「自らの人生設計の基盤を主体的に構築したい」という想いのある生徒に広く門戸を開いています。

  • カリキュラムポリシー《教育課程の編成・実施方針》

    早稲田大学との系属関係を活用し、専門から遡って、各学年での学習の位置づけがはっきりと見える教育環境を提供します。
    そのなかで専門教育につながる教科指導を実践します。

  • ディプロマポリシー《卒業時にあるべき生徒像に対する方針》

    専門教育をリードする基礎学力を身につけた生徒、地域社会・国際社会に目をむけ「何をするべきか?」という課題を考え、
    自らに課すことができる力を身につけた生徒を社会に送り出します。

教育の特色

  • 個性の尊重

    社会に貢献できる自律した人間を育成するべく、
    生徒一人ひとりの個性を尊重した教育を行います。

  • 国際理解教育

    早稲田大学のネットワークを活かし、
    海外提携校との交流や、海外研修を実施。
    教育効果の向上と国際理解を促進します。

  • 学力保障

    志望校に合格できる学力はもちろんのこと、
    社会に出て活躍するために必要な基礎学力も
    重視した教育を行います。

  • 公開講座/ボランティア活動

    地域に根ざした学校を目指し、地域の皆様にも
    広く参加していただける「公開講座」や
    ボランティア活動を行います。

沿革

1962
昭和37年
日本紡績協会が大阪府茨木市宿久庄(現在地)に全寮制大阪繊維工業高等学校(全日制)を設立する。
1964
昭和39年
普通科新設される。
同校地内に向陽台高等学校(広域通信制)を併設する
1974
昭和49年
普通科高校への変更にともない、校名を大阪繊維工業高等学校から摂陵高等学校(全日制普通科)に改める。
1985
昭和60年
摂陵中学校(中高一貫)を併設する。
2001
平成13年
IT棟完成。
2002
平成14年
剣道場完成。
2004
平成16年
学園生徒会館完成。
2009
平成21年
早稲田大学の系属校となり、校名を早稲田摂陵中学校・高等学校に変更する。
向陽台高等学校吹奏楽コースを早稲田摂陵高等学校に移管し、普通科吹奏楽コースとする。
2010
平成22年
早稲田摂陵中学校・高等学校を男女共学とする。(ただし吹奏楽コースは女子のみ)
新清和寮を開設する。
学習支援センター(Sキューブ)を開設する。
2011
平成23年
創立50周年を迎える。
2021
令和 3年
Wコースを設置する。/早稲田摂陵中学校の募集を停止する。
2025
令和 7年
校名を早稲田摂陵高等学校から早稲田大阪高等学校に改める。(予定)