高３の総合的な探究の時間では、「大人になる」というテーマで探究活動を行いました。2022年4月の民法改正により、成年年齢が18歳に引き下げられました。現在の高３の生徒達は、18歳で成年となる初めての学年となります。１学期は、全８回の授業で、「大人とは何か」ということについて考え、主権者教育を行いました。
３回に分けて、高校３年生の取り組みをお知らせします。
１・２時間目の授業は、カードを用いて、「18歳でできること」「20歳でできること」「それ以外」に分類し、「大人とは何か」「理想の大人像」について考えてみました。
以下、生徒達の感想を紹介させていただきます。
「他の人が思う『大人とは何か』を聞くことができ、そういう視点から考えるんだなと思った。人それぞれ『大人とは何か』に対し、違う意見を持っていて面白かった。グループで話し合いする事で深い考えができた。」
「18歳は1番出来るようになる事が多く、最も大人に近づく1年だということを学んだ。」
「20歳の自分がお酒やギャンブルなど、自律が必要なものを手に入れたときに適応できるか不安だったが、班の人も同じ気持ちだったので少し安心した。」
生徒達が考えた、「大人とは何か」をまとめると、このようになりました。
また、生徒達が考えた「理想の大人像」はこのようになりました。
「大人になる」ということについて、深く考え、言葉で表現し、意見を共有することができ、有意義な時間を過ごすことができました。
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