○ ● ○ 後期生徒会選挙 ○ ● ○
【11月6日(金)】
だんだん寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
もうコタツは出しましたか。
去年も同じようなことを書いたような気がしますが、コタツはみかんとセットで出すとよりコタツ感が出ますよね。
今年はあまり寒くならないといいですね。
さて、少し前ですが、10月22日に後期の生徒会役員選挙が行われました。
後期は1,2年生のみで行われますので、1年生は初めての立候補となりました。
今回は、立会演説の様子をお伝えいたします。
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前期の会長が進行役を務めてくれました。
さすが3年生、そして前生徒会長です。見事な進行ぶりでした!
緊張しているであろう立候補者たちにエールを送る場面もあり、とても温かい気持ちになりました。
今回は、計6名の1,2年生が立候補してくれました。
会長に立候補したのは、前期で副会長を務めた2年生でした。
前期でできなかった取り組みに、もう一度挑戦したいとのこと。
次こそ形になるよう、頑張ってほしいです!
前期の経験や反省を、後期にもきっと活かしてくれるだろうと期待しています。
副会長には、1年生から2名立候補してくれました。
一人は、「自然を通して人間関係を変えよう」というユニークな演説をしてくれました。
前向きな方法で学校を変えよう、という気持ちが伝わりました。
人脈の広さと日頃の行動が、きっとその言葉に説得力を持たせたのではないかと思います。
そしてもう一人は、学年を越えた交流をするため、あいさつ運動やスポーツ大会を実施したいと述べてくれました。
「なりたい自分になる」と決めて、聴衆の中にも同じ気持ちの人がいれば一緒に頑張りましょう、という力強いメッセージもくれました。
中学1年生でここまで自分の想いを伝えられる生徒は少ないのではないでしょうか。
また、書記に立候補してくれた2年生は、学校行事を充実させたと述べてくれました。
コロナの影響でなくなってしまった行事もありましたが、生徒会として前向きに物事を考える意欲が感じられました。
日頃はおとなしい生徒なので、堂々と話している姿はなかなかカッコ良かったですよ!
同じく書記に立候補した1年生は、国際交流を通じて学校生活を豊かにしたい、と述べてくれました。
姉妹校とのリモート交流会や放課後の希望者英語学習会の開催など、具体的な案を提示していて、とても魅力的でした。
自ら異文化に触れる機会を作ろうとしたことは、素晴らしかったですね!
この日、残念ながら会計候補の生徒が体調不良で欠席してしまったので、代わりにクラスメイトが応援演説をしてくれました。
友人ならではの視点で、彼の人柄や行動力について話してくれました。
そして彼は無事に会計として承認されたので、クラスメイトに感謝ですね。
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2年生は、もうすぐ最高学年になるので、生徒会の場を十分に活かし、色々な経験をしてほしいです。
来年、中学校を引っ張っていく大きな存在となってくれることを願っています。
1年生は初めての演説だったので、きちんと思いを伝えられるよう、選挙の少し前から原稿を読む練習をしました。
本番の直前は、みんながホールでおしゃべりしている間も、緊張で固まってしまっていましたね。
演説では、堂々と思いを伝えようとしているのが分かって、心の中でずっと応援していました。
選挙が終わった後に、舞台袖から見ていた先生から、「こぶしをぎゅっと握りしめながら話していて、感動しました。」と聞き、とても緊張していたのだなと思うと涙が出そうでした。
初めての演説、きっと良い経験になったことでしょう!
開票が終わり、後期の生徒会が決定しました。
生徒会のメンバーは、みんなを動かすリーダーです。
どうやって学校を良い方向に向かわせるかは生徒会次第です。
皆の声に耳を傾けながら、本当に必要なものは何か考え、みんなを学校改革に巻き込んでいきましょう!
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中学部部長のK先生よりコメントです。
後期生徒会役員も選出され、コロナ禍で始まった今年度も締めくくりの時期となりました。
立候補してくれた皆さん、ありがとうございました。皆さんは、早稲田摂陵中学校のことをしっかりと考え、それぞれの目指すことを胸に立候補してくれたことでしょう。みんなの前で自分の考えを表明することは本当に勇気のいることであり、壇上で経験した緊張感は将来に向けての良い経験にもなったことでしょう。
さて、新しい生徒会役員の皆さんには、それぞれの志を胸に、任期中 精一杯頑張ってくださいと申しあげます。また、生徒の皆さんには、皆さんが選んで役員さんたちを精一杯盛り上げ、みんなで協力して、よりよい早稲田摂陵中学校を目指してもらうことを切に願います。
「終わりよければすべてよし」、コロナ禍で始まった今年度の有終の美を飾ることができるよう、何事にも生徒会役員さんを中心に皆さんそれぞれが協力して取り組んでもらえるよう願っています。皆さんの大いなる検討を祈ります。