2023年12月1日(金)
摂陵市長選挙(模擬投票)を実施!
2学期期末試験終了直後のLHRの時間に、模擬投票を行いました!
これは2年生の公共の授業の一環で、いわゆる「主権者教育」にあたるものです。本校教員が茨木市選挙管理委員会と折衝し、記入台・投票箱・投票用紙交付機など実際に選挙で使用する機材を借りて実施しました。
架空の「摂陵市」を設定し、学園生徒会館(ホール)を投票会場としてその市長選挙を行います。
投票率が低い原因の1つとして『やり方が分からない』という原因があります。
今回の模擬投票を実施するにあたって、生徒たちが成人になったとき『自分たちの一票が日本の政治を動かす』と言う責任を持って投票に行けるよう、説明や政見放送など細かく実施しました。
立候補者は3名で、各学年主任の先生方にお願いしました。政見放送では、高3学年主任の糸賀候補(無所属・新人)は「摂陵市をトレッキングの町にする」と訴え、高2学年主任の對間候補(メタボから国民を守る党・現職)は食堂のメニューにステーキを加えることを訴え、高1学年主任の岩澤候補(ミニマリス党・新人)は必要のないものを処分してミニマリストとして暮らすことを訴えました。
生徒の皆さんは、初めての体験にドキドキわくわく、それぞれ思い思いの候補に投票していました。結果は、對間候補が他の候補に100票近い大差をつけての圧勝でした。近いうちに食堂のメニューにステーキが加えられることでしょう!
今回の体験を通して生徒たちから多くの素晴らしい感想がありました。
「選挙への関心が高まる時間でした。選挙は投票した人だけで決まってしまうため、できるだけもっとみんな投票するべきだと思いました。自分はしっかり参加したいと思いました。」
「自分が選挙権を得た時、どのように投票を行うのかがさっぱりわからなかったので、今回このような機会で実際に模擬投票を行うことができて良かったし、本当の投票を早くしてみたいと思えた。」
「選挙の方法とか今まで全然知らなかったけど、今回の模擬投票を通して、色んな選挙のことを学べました。来年から自分も積極的に投票しに行こうとおもいました。」
「自分達が来年18歳になって成人になるとともに選挙に行くことができ、選挙に行く時の知識や選挙ついてよく知れて、選挙にいけるようになったら練習した時の様に投票してみたいなと思いました。」
「たとえ投票数が全体の10パーセントでも反映されると聞いて、投票数が減っている日本で焦らなくてはいけない状況だと思いました。私も貢献できるように投票に行こうと思いました。」
生徒の皆さんはこの体験を通じて、選挙のやり方を理解したことと思います。
来年以降本当の選挙権を持つことになりますが、ぜひ投票行動につなげていって欲しいと思います。