「Waseda Setsuryo Festi“balloon″Challenge‼」もいよいよ本当の大詰め！ 最終回後編は、激動のフィナーレを振り返りましょう！！
不穏な雰囲気を醸し出して、終わった前回（＊ブログ参照）。
台風の襲来を告げる折からの強風に心もあおられ、なんだか消えない一抹の不安は、その日の朝、現実のものとなったのでした……。
以下、当日付けの早摂新聞一面の見出しです。
「ヘリウム、抜ける！！！」
このときの気持ちをうまく伝える言葉があるとすれば、「ガチでヤバイ」。
昨夜の間に、少しずつ抜けていったのでしょう。どうも、風船にはヘリウム専用のものがあるとか、ないとか。プロジェクト最大の危機。打ち上げ時刻は９時４５分。祭りの開始を告げる時間はもう動かせない。残り時間で選択肢は２つ。
“あきらめる”か、“あきらめない”か。
そこからのメンバーの動きこそ、「有志」の真骨頂だったように思います。
楽しいことがしたい。企画を成功させたい。自分たちの力でやり遂げたい。
逆境にも負けない意志は、ときに人に力を与え、周囲を感動させ、大きな渦のように色々なものを巻き込んで、新しい何かを生み出していきます。
準備は打ち上げの瞬間まで続きましたが、「フェスティバルーン」が浮き上がることを確信するのに、時間は要りませんでした。
プロジェクトを大団円で終えることができたのは、有志メンバーの働きに他なりません。クラス企画も忙しい中、合間を縫って、精力的に取り組んでくれました。
最初は、「楽しいことがやりたい」と先生たちで動き出したこのイベントですが、気づけばメンバーが中心になって話し合いを重ね、限られた時間の中で、できることとできないことを選別して、たくさんのアクシデントを乗り越えながら、成功へと導いてくれました。
おつかれさま。そして、ありがとう。
こうして、早摂祭の歴史に、新たな１ページが書き加えられたのでした……。
「Waseda Setsuryo Festi“balloon″Challenge‼」の取り組みの様子をご覧いただき、ありがとうございました！
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