2025.12.22 ブログ

大学受験を見据え、高校2・3年生に向けて、進学したその先で必要とされる力について校長より講話がありました。

一般選抜では、これまで通り学力という「目に見える力」が重視されます。一方、近年増加している年内入試では、学力に加えて「目に見えない力」、いわゆる非認知能力が求められる傾向が強まっています。

非認知能力とは、物事を多面的・多角的に捉え、自ら考え、行動する力のことです。こうした力を鍛えるためには、「なぜそうなるのか」と問いを立て、その問いを調べ、考え、そこで得た学びをアウトプットすることが大切です。そして、こうした思考を繰り返し行うことでより深い理解へと発展していきます。

この非認知能力は、これからの社会で必要とされる力です。能力は英語で「アビリティ」と「スキル」に分けられ、アビリティは生まれ持った力、スキルは後天的に身につけることができる力のことです。これらの力を高校生活の中で意識的に育むことが、進学後、さらにはその先の人生において大きな支えとなることが強調されました。