9月2日 茨木警察署コラボ 桃太郎大作戦②
現在、茨木市は大阪府下において2番目に特殊詐欺が多い状況にあります。
特殊詐欺とは、被害者に電話を掛けるなどして対面することなく、現金をだまし取る犯罪です。
特に高齢者を狙った「オレオレ詐欺」、「還付金詐欺」が茨木市では多発しています。
そこで、本校ボランティア同好会は茨木警察署とコラボして、特殊詐欺被害を根絶させるために「桃太郎大作戦」を実施しました!
「桃太郎大作戦」とは、鬼退治に行くかのごとく、のぼり旗を掲げ隊列を組み、特殊詐欺が多発する地域に潜入し、特殊詐欺の卑劣な手口などを拡声器や肉声で力の限りに広報する活動です。
今回の活動は2回目で、双葉町交番付近で行いました。
阪急茨木市付近だったこともあり、1回目よりも人通りが多く、注目を集めることができました!
1回目の活動時になかった、新たな手口が発生しているようです。
「停電詐欺」と言い、関西電力や日本電力会社を名乗って、
「電気料金が未納です。2時間後に電気を止めます。」というような自動音声電話を使い、
最終的には偽物の警察官に繋げ、お金をだまし取るという手口だそうです。
今回もティッシュを配布しながら、高齢の方に声をかけると、
「私の友達が3回も詐欺にあった」という話を聞き、
手口もすごく巧妙なものなのだと感じました。
また、「周りの友達、知り合いに伝えるね。」と言ってくれた方もいて、
そのようにたくさんの人が詐欺のことを知り、それぞれが対策できるようになればいいなとも感じました。
私たちの活動がどれくらい効果があるかわかりませんが、
これを機に特殊詐欺を知る人が増え、被害を抑える一助になればと思いました!