高3の総合的な探究の時間では、「大人になる」というテーマで探究活動を行いました。
1・2回目の授業の模様はこちらから
3・4回目の授業は、教育協力NGOネットワーク(JNNE)が主催する、SDGs(持続可能な開発目標)のゴール4「質の高い教育をみんなに」を達成するための世界規模のキャンペーンである、「SDG4教育キャンペーン」を実施しました。
生徒達は、教育に対する日本の各政党の意見を読んでグループで話し合い、自分が最も賛同する政党を選び、政策提言を行いました。
以下、生徒達の感想を紹介させていただきます。
「子どもの意見はとても大事で、これらの意見からの革新が大事。だが、実際には縦社会があったりと、トップが変わらなければ変えられないことが多いと思う、肩書きではなく、どのような人でも、いい意見や行動力のある人が存分にその能力を発揮できるような社会を作りたいと思った。」
「教育に関する問題について今まであまり考えたことがなかったけど、この機会で色々考えたことによって、まだまだ多くの問題があることに気づきました。コロナの情勢がいつまで続くのかはわからないけど、できるだけ早くコロナが落ち着いて、子供に対する教育が今の状態より良い状態で受けられるようになってほしいなと思いました。」
「自分達の教育について学生としての立場から考えることが出来た。子供の意見が聞かれている実感があまり感じられず、それを変えるのも、変えて何かを得るのも自分達だと理解した。」
生徒達の教育に対する政策提言は以下の通りです、
「1、大学の無償化(または補助金の充実化など)
2、奨学金の返済義務が無い枠を増やして欲しい(成績、偏差値の制限などをつけて)
3、所得で奨学金や補助金を制限するのはやめてほしい」
「コロナが今よりももっと落ちついたら、もっと各高校の海外留学制度を増やしてほしい。もっと高校生の視野が広がると思う。」
「お金についての授業をもっと実施するべきだと思います。社会人となって、現場で学ぶよりも学生のうちから勉強できれば凄く意味があると思います。」
各政党の意見を比較し、自分の意見を表現することで、教育や政治についての理解を深め、社会に関心を持ったり、政治に参加することの大切さを学ぶことができました。
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