早稲田大学文化構想部3年の上原龍太郎くん(2017年度卒、高槻第一中学校出身)の活躍ぶりをみてください。
まず、早大生のための総合情報誌「Milestone Express」をご存じですか??
【Milestone Express2020表紙】
【編集長 上原龍太郎】
早大生なら誰もが受講登録でお世話になる「マイルストーン」。
その出版サークルで編集長を務めたのが、なんと本校出身の上原くん!!
そこで、彼がどんな活動をしていたのか、聞いてみました。
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こんにちは、上原です。
私の所属サークルは、総合情報誌の『Milestone Express』、文芸誌の『Milestone』、新歓情報誌の『新歓MiX』、フリーペーパーの『MiX』、早稲田祭限定フリーペーパー『WASEDA FESTIVAL』を発行し約40年の歴史がある出版サークルです。その中でも特に『Milestone Express』は年間約2万部発行しており、サークル情報・ゼミ情報・科目情報を掲載しているためほとんどの早大生が知っていると言っても過言ではありません!
【文芸誌『Milestone』】
【新歓情報誌『新歓MiX』】
【フリーペーパー『MiX』】
【早稲田祭限定フリーペーパー『WASEDA FESTIVAL』】
【サークル集合写真】
〇編集長の仕事内容とはなんですか?
編集長の主な仕事としては、
・制作員約80名の進捗管理
・全原稿内容のチェック
・印刷所とのやりとり
・データの整形
など、制作に関わる全てのことを行います。
でも何より重要な仕事は「発行した雑誌の全責任を負う」ということですね。
よく「『Milestone Express』は一冊600円なのだから儲かってるんでしょう?」と言われますが、紙代が高騰していることなどもあり印刷費で全て消えてしまいます…。そのため制作に対する現物対価は何もありません。
しかし、初めて会った早大生なら必ず「いつもありがとう」というお言葉をいただきます。その言葉だけで全て報われる気がします。「達成感」が一番のやりがいであり、楽しみです。
〇うまくいった点、悩んだ点について教えてください。
うまくいった点としては、情報量を担保しながらも表紙を含めデザインなどの刷新に着手できたことです。見慣れてしまった表紙を一新することはプレッシャーではあったが結果として良かった。
悩んだ点としてはやはり小さなミスが目立ってしまったことで誤字や脱字などを潰しきれなかった点です。2月に計400時間を費やし制作にあたりましたが潰しきれませんでした……。
【表紙デザイン検討:左が上原くん】
【校正作業の様子】
〇将来の目標は何ですか?
将来は出版関係に…と言いたいところですが、ずっと興味のある旅行業界に進んでいきたいと考えています。しかしこのサークルで培った経験や知識は社会人になっても活きるものであると確信していますし、やってきたことに自信を持って頑張っていきたいです。
〇最後に後輩へメッセージをお願いします!
今、受験勉強をしているみなさんは辛いこともあるかと思いますが、その頑張りは必ず報われると思うのでぜひ頑張ってください。そしてもし趣味があるのなら、それを絶対やめないこと。これが結構大事だと思います。
特に早稲田大学を目指している方へ。早稲田には非公認サークルも含めれば3000以上のサークルがあると言われています。
「自分のやりたいことは必ず早稲田にある」と信じて頑張ってください。文章を書くことが好き・デザインが好き・得意じゃないけど学んでみたい、大学のうちに大きなことをしてみたい!と考えている人がいれば、ぜひマイルストーン編集会へ来てください!待っていますー!!
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編集長として責任をもって、大きな仕事をした「達成感」と「自信」が伝わってきます。
また、上原くんは一年生で実施している【Road to W】という企画の中のzoomを使った学部紹介に参加してくれた、後輩思いなステキな先輩です。
大学でOBが活躍していると聞くと、本当に嬉しいですね。
上原くんのさらなる活躍を期待しています。
取材へのご協力、ありがとうございました。
【卒業生関連の記事はこちらから】
〇1月16日付記事 卒業生の活躍(早大商学部3年 下久保尚哉くん)
〇11月21日付記事 【高2】OB・OGトークライブ
〇11月9日付記事 早稲田大学野球部がリーグ優勝