9月10日(土)
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★高校ブログ★早大連携講座「ICCアウトリーチプログラム2022」①
10日(土)朝、まだまだ夏の暑さは残っていますが、空は澄み渡り、秋の訪れを感じさせる快晴です。確かに空気がおいしいですね。さあ、いよいよプログラム本番です!
1、2時間目は、本校生徒によるウェルカムイベントです。
昨晩の交流会の余韻が残るホールで行われたオープニングセレモニーは、中学3年生による伝統の「和太鼓演奏」!前日あの「ガサゴソ」は、太鼓の準備とリハーサルだったようですね。そして、高く掲げたバチが示す先には、10カ国の万国旗! 壮観な構図は、個人的にはICCを彩るハイライトの一つでした。ありがとう、中3のみんな。高校生まで感動させてしまったよ。文化祭本番も頑張ろうぜ。
学級委員による司会や挨拶も立派でしたね。早稲田摂陵生らしい、素敵なお迎えができたのではないでしょうか。
ホールから戻った後は、各HR教室でのウェルカムイベントに移ります。それぞれのクラスで、日本の行事を月別に分けて紹介してくれました。生徒が主体的に準備に取り組んだパートです。カルタ、節分、折り紙、福笑い、漫才、TikTok(!?)……。
異文化を知るということは、同時に自国の文化を改めて考えることと表裏の関係ですね。日本が世界に誇るもの、自分を育ててくれたもの。「おもてなし」の精神で伝えてくれたことと思います。
3、4時間目はお待ちかね、学生ペアによる自国紹介です!
生徒には、自分が聴講したい国のアンケートを事前にとって、振り分けを行いました。学生のみなさんは、この日のために約1ヶ月間、準備をして臨んでくれました。最初は、お互いになんだか緊張している様子でしたね……。今日初めて出会った人たちの前で話さなければいけない学生の胸中、お察しいたします……。
前半終了後、控え室に戻ってきたときには、後半に向けた反省点、修正点を真剣に話し合っていました。このままでは終わらせないという、早稲田大学生としての矜持を感じたような気がして、印象深かったです。きっと多くの生徒が、その姿勢から何かを感じとってくれたに違いありません。
アンケートの満足度は、言わずもがなです。学生のみなさん、最高のプレゼンをありがとうございました!
あっという間にお別れの時間です!
今年度は、卒業生が一人、本プログラムに立候補して、本校に戻ってきてくれました。毎年、早稲田大学生のみなさんが覗かせてくれる、あまりにも広い世界と、深い文化。心を揺らした小さな波紋を止めることなく震わせ続けた先で、新しい学びや出会いがあって、今度はその経験をまた、次の世代へと繋いでくれる。
「集まり散じて人は変われど」、早稲田摂陵の文化がしっかりと受け継がれていくことを、とても嬉しく思いました。
また、来年のこの時間を楽しみにしながら、ICCアウトリーチプログラム2022を終わりましょう。
早稲田大学関係者の皆様、貴重な機会をいただきましたこと、心より御礼申しあげます。ありがとうございました。
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