〇 ● 〇 早摂祭 練習編 〇 ● 〇
【10月6日】
こんにちは。
気がつけばもう10月ですね。
時の流れが早くて、出来ていないことが日々溜まっていきます。
そういえば、お正月にソファを買い替えようと思っていたのに、いまだに見に行けてすらいません。
若干フカフカさが無くなってきたような気もしますが、ひとまず来年もお世話になろうと思います。
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さて、今回は、9月に行われた早摂祭についてお伝えします。
本校の中学校では長年、中学3年生が「摂陵太鼓」を披露してきました🌸
その伝統も、今年でひとまず最後となりました。
本番までの道のりと当日の様子を、2回に分けてお伝えします。
太鼓の練習が始まったのは夏☀️
まずはリズムを覚えるところから。
中には1日でほとんど覚えてしまった生徒もいましたが、リズムをとるのが苦手な生徒も多く、教え合いながら和気あいあいと進みました。
夏休み明けには、太鼓の数が足りず、交代で太鼓を叩いたり、タイヤを使ったりして練習しました。
それまで口で歌ったり、机を叩いたりしてリズムをとっていたので、バチを持っての練習は難しかったようです。
この頃には、テンポキープを頑張ろう!などの具体的な声かけが出来てきました。
8月終わりからは、どこかしらから太鼓のリズムで机を叩く音が聞こえてきたり、何人かで集まって放課後に練習をしたり。
太鼓へのモチベーションが高いメンバーがたくさんいました👍🏻
実際の太鼓を叩きはじめてからは、太鼓の音が大きくて周りの音が聞こえづらくなり、パートごとのリズムやタイミングがさらに合いにくくなってきました・・・。
合っていないことに気づいても、1人ではどうしようもなくて叩くのをやめてしまったり、ズレていることになかなか気づかなかったり。
各パートに分かれてお互いに聞き合いをしたり、誰に合わせるのかを明確にしていきながら、少しずつ合わせられるよう頑張っていましたね。
練習をはじめて1ヶ月もすると、もう手はマメだらけです。
マメが潰れないよう、絆創膏で保護しながらも変わらず練習に励む姿は、見ていて力をもらえました。
本番の2日前からは、1日練習がはじまりました🔥
朝から手にテーピングをぐるぐる巻き合って、練習の始まりです。
頑丈なテーピングを学年主任の先生が大量に用意してくれました!
ありがとうございました!
課題はたっぷりある。でも手はめちゃくちゃ痛い。
そんな状況の中でも、もっと演奏を良くしよう、と必死に練習する姿が印象的な2日間でした。
特に、ソロのメンバーは休憩時間も惜しまず、何度も練習をしていましたね。
1日練習でどっと疲れた日でも、放課後はやっぱり練習!
もっと上手くなりたい、という純粋な気持ちがものすごく伝わっていました。
しかし、本番前日の練習で、全体のリズムのズレがまた大きな課題としてあがってきました。
一度太鼓を離れて、パートごとに分かれてリズム練習をしました。
緊張や慣れ、手の痛みや疲れもあったと思います。
うまくできなくて落ち込む人もいれば、少し休憩する人、モチベーションを上げようとさらに練習を重ねる人。
これ以上練習を続けてもしんどいかな・・・と思っていましたが、少し様子を見ていると、気がつけばみんなまた練習を始めていました。
誰かが声をかけて、一人が太鼓を叩き始めれば、また一人、そしてまた一人・・・とその輪はどんどん大きくなっていきます🙂
誰かが前に立って、周りのみんながフォロワーとしてそれに続いていくのを見て、良いチームだと思いました。
みんなで練習をやりきった最後の通しは、それまでで一番良い演奏でした✨
片付けをした後、緊張した面持ちで・・・ということも特になく、みんないつも通り普通に帰っていきました。
長いようで短かった練習が終わり、いよいよ本番です!
(本番編につづく)