2025.07.18 ブログ

7月17日 1年生ブログ

本日、高校1年生を対象に人権映画鑑賞会を行いました。
今年のテーマは「ハンセン病への差別と偏見」。

事前にハンセン病の歴史や差別の実態について学習したうえでドリアン助川原作の映画『あん』を鑑賞しました。

かつてハンセン病を患った徳江さんの静かな人生と、その中に潜む深い差別の現実に、生徒たちは真剣に見入っていました。
鑑賞後には感想文に取り組み、多くの生徒が「知らなかった歴史に驚いた」「自分ならどうするか」といった視点で、丁寧に考えを綴っていました。

中には「自分たち高校生に何ができるのか」「差別をなくすにはどうすればよいか」と、自分の立場から社会を見つめ直す姿も見られました。

映画を通じて学んだことが、生徒たちの心に残り、他者への思いやりや人権への意識を育むきっかけになればと願います。