4月17日(土)
高校一年生Wコースの3,4限の総合とLHRの時間で、関西大学総合情報学部4回生の河田さんと内藤さんに来校していただき、「SDGsすごろく」と吹田市の「健都ライブラリー」の取り組み、また、お二人の大学での活動についてご紹介いただきました。
※久保田賢一関西大学名誉教授にもお越しいただきました。
SDGsについて簡単な説明を受けた後、6班に分かれ、「SDGsすごろく」を行いました。すごろくは、各目標にたどり着くと、それぞれの目標に関する問題が出題される仕組みになっており、自分の知識を発揮して解答しなければならない内容でした。
皆、真剣に取り組んでいました。
すごろく体験を終えると、それぞれの班に割り当てられた目標に関する課題について、解決策を考えるグループワークを行いました。
感想1:SDGsに対する理解が深まった。
感想2:SDGsの細かい内容まで知ることが出来た。
感想3:すごろくやグループワークが楽しかった。
感想4:自分たちにもできることが多くあった。そういう意識を持てる授業だった。
感想5:自分は以前からSDGsについて興味がありましたが、初めて聞いた人でも楽しく学べる内容だったので良かった。大学生の方も一緒に考えてくれたり、アドバイスや出た案の良い点、悪い点も教えてくださり、話の幅が広がりました。
感想6:私は貧困や子供の飢餓について改善したいと思うので、関わっていきたい。
感想7:SDGsはこれから自分たちが背負わなければならない問題の一つでもあるので、積極的に参加したい。日常生活でもSDGsについて考えながら過ごしたいと思った。
感想8:もっとSDGsについて知りたいと思った。政府の考えも調べようと思った。
次に、河田さんと内藤さんから実践報告を聞くことができました。
河田さんからは自身が参加している「J-caja」(カンボジアの教育支援の取り組み)を紹介していただきました。また、内藤さんからは「Meet The Globe(青年海外協力隊で現地に訪れている日本人と一緒にその地域の課題解決を考える取り組み)」を紹介していただきました。
河田さんは、カンボジアの教育環境を見た時に大きなショックを受け、何かできないかという思いから行動を起こしたそうです。内藤さんは子どもが好きで、様々なボランティアに参加する中で「Meet the Globe」と出会い、その方針と活動に深く共感し、夢中になったというお話を聞かせていただきました。お二人とも自ら一歩を踏み出す勇気を持つことで、自分の世界観がどこまでも広がっていくことを伝えてくれました。
どこに問題意識を持つのか、それは個人差があり、いつどこで出会えるのかわかりません。
しかし、研究テーマを探すための一つの方法として、ロールモデルとしての先輩の話を聞けたことは非常に大きなヒントになったのではないでしょうか。
今回は「SDGsすごろく」や河田さん、内藤さんの取り組みからグローバルな視点で答えのない課題に挑戦しました。自らの問題意識を行動に変え、実践する先輩たちの姿に「勇気」をもらうことが出来ました。吹田市健都ライブラリーで実施する「SDGsすごろく(対象:小学生)」にボランティアとして参加したいという生徒が出てきそうです。
感想9:本日の講義を終えて、環境問題を研究テーマにしようと思いました。
心に響く何かがあったのでしょう。本当に嬉しく思います。
この活動を迎えるにあたり、創意工夫をし、素晴らしい講義を行っていただきました久保田教授、関西大学4回生の河田さん、内藤さん、本当にありがとうございました。
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